ハイブリッド豊胸のダウンタイム期間や術後の過ごし方を美容外科医が徹底解説!

豊胸手術をして柔らかい胸になった女性のイメージ

ハイブリッド豊胸では、シリコンバッグと脂肪注入の2つの施術を掛け合わせることで、従来よりも多くの特徴やメリットを得ることができます。中でも優れているのが見た目や触り心地の自然さで、よりナチュラルで美しい仕上がりが人気です。
今回はハイブリッド豊胸のダウンタイムや術後の過ごし方についてまとめました。ダウンタイム期間の長さや症状、過ごし方や注意事項まで詳しく解説しているので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。

ハイブリット豊胸

About

ハイブリッド豊胸ダウンタイム中の症状

ハイブリッド豊胸のダウンタイム中の症状・副作用には以下のようなものがあります。

  • 腫れ
  • 内出血
  • 痛み
  • 赤み
  • むくみ
  • 圧迫
  • 固定

ハイブリッド豊胸のダウンタイムの特徴として、手術当日よりも2、3日目から腫れや内出血が強くなることが多いです。その際には強い痛みをともなうこともあるため、体を動かしたり施術箇所を刺激する行動はなるべく控え、安静に過ごすことを心がけましょう。無理に体を動かしてしまうことで、痛みが酷くなってしまうだけでなく、腫れや内出血の悪化などにも繋がりかねません。

1週間後のダウンタイムの状態

注入後1〜2週間はバストが膨らみすぎたように感じることがありますが、ダウンタイム中の症状の一つであるむくみや腫れが原因です。その後2〜4週間かけて自然に解消されていきます。内出血はバスト全体、脂肪採取部全体に発生しますが、約2〜4週間で落ち着きます。
また、脂肪を注入した部分、シリコンを挿入した部分の傷口は、術直後に赤く目立ってしまうことがあります。脂肪を注入した傷口の赤みは3ヶ月ほど続きますが、その後6〜12ヶ月程でだんだん目立たなくなります。

downtime

 ダウンタイム期間

入浴している女性

ダウンタイム期間には個人差がありますが、およそ1ヶ月とみておくといいでしょう。副作用や症状次第では長引く可能性もありますが、1ヶ月経つ頃にはほとんどの症状が目立たない程度にまで落ち着いていることが多いです。
また、脂肪がバストに完全に定着するまでには1年ほどの期間が必要になります。そのため、ダウンタイム期間後の日常生活においても、患部にはなるべく刺激を与えないよう注意しましょう。

ダウンタイム中の過ごし方

 ダウンタイム中、特に気をつけるべき行動は以下のとおりです。

  • シャワー
  • 入浴
  • 運転
  • 飲酒
  • 喫煙

それぞれ詳しく解説します。

シャワー

シャワーは手術の当日からおこなえますが、その際に傷口になるべく触れないようにしましょう。また、患部を強くするなどの行動も避けます。

入浴

入浴は1週間後の抜糸完了まではおこなえません。入浴で体を温めることで、血行が促進され、内出血や腫れやむくみなどの症状が悪化してしまう恐れがあります。結果としてダウンタイムが長引く可能性があるため、抜糸まではシャワーで済ませるのが無難です。

運転

術後3日は車やバイク、自転車の運転はできません。そのため、来院する際も公共交通機関を利用するか、ご自身での運転は避けましょう。

飲酒

飲酒も入浴と同様に血行を促進させるリスクがあります。少なくとも1週間は飲酒を控えます。

喫煙

喫煙は血管を収縮させるとされているため、術後1週間は控えることをおすすめします。

important point

ダウンタイム期間中の注意事項

ハイブリッド豊胸のダウンタイム中の注意事項を説明する看護師

ダウンタイム期間中の行動が仕上がりのクオリティに影響してくる場合もあるため、ダウンタイム期間中の注意事項は侮らず、しっかりと守る必要があります。
ハイブリッド豊胸における注意事項にはどのようなものがあるのかご紹介していきます。
以下を参考に、無理のないスケジュールを組むようにしてください。
こちらでご紹介する注意事項はあくまで一例になります。注意事項は個人によって異なる場合もあるため、詳細は医師にカウンセリングでご確認ください。

術後2~3日は安静に過ごすこと

術後2〜3日は内出血や腫れが強く出るため安静にしておく必要があります。外出は極力控え、自宅で過ごすことをおすすめします。マッサージなど、患部を刺激する行動や血行を促進させる行動は控えましょう。

手術直後から3日目の来院時までは圧迫固定必須

3日目に再び来院をするまでの間、圧迫固定は外せません。吸引部位は動かしにくくなることを念頭に置いておきましょう。3日目から7日目までは着圧ストッキングを履き、その上からガードルを着用してください。7日目以降は半固定に移行できますが、2〜3ヶ月間は痛みや腫れの軽減、引き締め効果のため着用するのが良いでしょう。

激しいスポーツは抜糸完了後から可能

激しいスポーツや運動は血行を促進させ、副作用や症状を悪化させるリスクがあるだけでなく、本来ならほとんど目立たなくなるはずの傷口がきれいに塞がらなくなる可能性があります。傷口がふさがり抜糸をするまでは激しい運動は避けてください。

ブラジャー着用は医師の指示に従う

術後1ヶ月まではワイヤーなしのブラジャーやパット付きのキャミソールを着用し、術後1ヶ月からワイヤー入りのブラジャーは着用可能とされていますが、ダウンタイムの症状や術後の経過には個人差があります。そのため、自己判断でブラジャーを着用せず、医師の指示に従いましょう。
患部が安定する前にブラジャーをつけてしまうと、変形が起こって仕上がりが当初のものと異なってしまう可能性があります。そのため、着用の許可が出た後も、締め付けが強いタイプのものはできるだけ避け、ゆったりとした余裕のあるタイプのブラジャーを着用することをおすすめします。

バストマッサージは完成形に仕上がるまで行わない

バストマッサージも変形を起こしてしまう可能性があるため注意する必要があります。ハイブリッド豊胸が完全に仕上がるまでにはおよそ3ヶ月かかるため、最低でも3ヶ月の間はバストマッサージは避けましょう。

ハイブリット豊胸

merit

ハイブリッド豊胸のメリット

柔らかい胸の女性

ハイブリッド豊胸は、その名の通り脂肪注入とシリコンバッグ挿入を掛け合わせた豊胸手術です。両方の利点を得ることができるため完成度の高い仕上がりを実現することができます。では、具体的にハイブリッド豊胸のメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。ここからは、ハイブリッド豊胸ならではのメリットについて解説していきます。

触り心地や見た目の仕上がりが自然

ハイブリッド豊胸ではより本物に近い手触りを再現することができます。
どんなに優れたシリコンバッグでもやはり本物の脂肪とは別物です。自分で触ったときの些細な違和感などが気になるという方もいらっしゃいます。ハイブリッド豊胸ではシリコンパッド(モティバエルゴノミクス2)を覆うように脂肪を注入していくため、シリコンパッド特有の質感を改善し、より本物に近い触り心地のバストを実現できます。また、痩せ型の場合どうしてもシリコンバッグの形が浮いて見えることがありますが、こちらも脂肪注入によってカバーすることが可能です。

脂肪吸引によって部分的なサイズダウンも同時にできる

 ハイブリッド豊胸に使用する脂肪は自分自身の体から採取するため、脂肪吸引は必須です。バストアップと気になる部位のサイズダウンを同時におこなうことで、より理想的な体型を目指すことが可能です。

効果が長期間持続する

シリコンバッグは除去しない限り効果がなくなることはありません。ハイブリッド豊胸に用いられるモティバエルゴノミクス2というシリコンバッグは耐久性に優れており、破損のリスクが極めて少ないとされているため安心です。
また、注入した脂肪が定着すると自身の胸の脂肪として半永久的にとどまってくれます。そのため、ヒアルロン酸のように体内で吸収されることがなく、バストアップの効果が半永久的に持続します。

痩せ型でも理想のバストを目指せる

前述した通り、痩せ型の方の場合、シリコンの形状が浮いて見えてしまうことがあります。また脂肪注入豊胸に関しても、採取する脂肪が不足していれば思うようなサイズアップを実現できない可能性が高いです。
しかし、ハイブリッド豊胸では脂肪注入の不足分をシリコンパッドで補えるため、多くの脂肪を採取出来ない痩せ型の方でも2カップものサイズアップを実現できます。
また、痩せ型の方に多いふっくら感の不足したデコルテラインもハイブリッド豊胸で脂肪を注入することで、女性らしいふっくらとしたデコルテラインを手に入れることができます。

ハイブリット豊胸

Demerit

ハイブリッド豊胸のデメリット

実際に施術を検討する際には、メリットだけでなくデメリットについても知っておく必要があります。ハイブリッド豊胸はシリコンバッグ豊胸とコンデンス豊胸のいいとこ取りであると述べましたが、デメリットに関しても同じだと知っておきましょう。
ここからは、ハイブリッド豊胸のデメリットについて解説します。
当院ではなるべくデメリットのリスクを抑えるように手術をしています。デメリットよりメリットの方が多い手術のため、ハイブリッド豊胸は非常に人気の高い豊胸術となっています。

シリコン挿入により拘縮するリスクがある

シリコンバッグ挿入により、シリコンバッグの周囲が硬く拘縮してしまうことがあります。挿入されたシリコンバッグを体が異物と認識してしまうと、正常な反応としてシリコンバッグの周囲に被膜を形成します。モティバエルゴノミクス2は表面になめらかな加工が施されているため、拘縮のリスクは極めて低いとされています。

挿入したシリコンが破損する可能性がある

シリコンバッグが何らかの衝撃によって破損してしまった場合、除去を余儀なくされるケースがあります。
ただし、モティバエルゴノミクス2は6層構造で強度が高く、破損してもジェルが流れないようになっているためあまり心配することはありません。

脂肪を吸引した部分にもダウンタイムがある

ハイブリッド豊胸はシリコンバッグ挿入と脂肪注入を併用した豊胸術です。注入する脂肪は自分自身の体から採取するため、脂肪吸引した部位にもダウンタイムがあることを留意しておきましょう。

Summary

ハイブリッド豊胸ならeクリニック東京

今回はハイブリッド豊胸のダウンタイムについて詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。シリコンバッグと脂肪注入の両方のメリットを持つハイブリッド豊胸はeクリニックでも非常に人気の高い豊胸術のひとつです。
浜松町にあるeクリニック東京では、丁寧なカウンセリングでお客様の仕上がりイメージをしっかりと汲み取り、一人一人の体に合った最適な豊胸術をご提案させていただきます。BMI16以下の痩せ型の方でも工夫して施術を受けることができますので、気になる方は一度無料カウンセリングを受けてみてください。

ハイブリット豊胸

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