脂肪注入豊胸は小さくなる?術後のサイズダウンや定着率を医師が解説!

豊胸手術で大きな胸になった20代の女性のイメージ
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・浮腫・痛み等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

本物のバストに近い自然な仕上がりが目指せる脂肪注入豊胸。気になる部位から脂肪細胞を採取するためバストアップと部分痩せが同時に叶う、一石二鳥の豊胸術です。
そんなメリットだらけに思える脂肪注入豊胸ですが、「術後からだんだん小さくなる」、「直後の仕上がりには満足していたのにサイズダウンしてしまった」などの声を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、脂肪注入豊胸後のバストが小さくなるのかについて、詳しく解説していきます。定着率をアップさせる方法についてもまとめていますので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。

コンデンス豊胸

ピュアグラフト豊胸

ABOUT

脂肪注入豊胸とは

考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・浮腫・痛み等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

複数の豊胸手術を扱っているeクリニック東京でも、特に人気が高く医師としてもおすすめできるのが「脂肪注入による豊胸手術」です。
脂肪注入豊胸では、お腹周りや太ももなどお客様ご自身の気になる部位から脂肪細胞を採取し、特殊な医療技術を用いて不純物を取り除きます。抽出した純度の高い脂肪細胞をバストに注入することで、より自然で美しい上質なバストを目指せるという豊胸術になります。
単にバストアップするだけではなく、触り心地や動きも非常にナチュラルに仕上がるのが特徴です。どの角度から見てもなめらかで美しい、「本物に近いバスト」を形成できます。

脂肪注入豊胸のなかにもさまざまな術式がありますが、具体的には「採取した脂肪の加工方法」が異なっています。吸引したそのままの脂肪には、麻酔液・血液などの不純物や、老化細胞・死活細胞、不要な赤血球や白血球が混ざっている状態です。この脂肪をそのままバストに注入してしまうと、脂肪壊死や炎症によるしこり・石灰化のリスクが高まります。これらのリスクを減らすためには、採取した脂肪を加工して良質な脂肪細胞のみをバストに注入するのが効果的です。
eクリニック東京では、脂肪細胞の加工方法の異なる2種類の術式をご用意しております。
以下、当院で人気の「コンデンス豊胸」と「ピュアグラフト豊胸」について詳しくご紹介いたします。

コンデンス豊胸

コンデンス豊胸を解説している図解

コンデンス豊胸では、カニューレと呼ばれる器具で吸引した脂肪細胞から麻酔液を取り除き、専用の遠心分離機にかけて濃縮(コンデンス)したあと、さらに不純物を除去します。濃縮された良質な脂肪細胞のみを使用するため、しこり・石灰化などのリスクが極めて低く、定着率が70%と高い点が魅力です。
ただし、抽出・濃縮に15〜30分程度時間がかかってしまうため、後述するピュアグラフト豊胸と比較すると体への負担が高くなります。

コンデンス豊胸

ピュアグラフト豊胸

ピュアグラフトの図解

ピュアグラフト豊胸は、カニューレで吸引した脂肪を専用フィルターでろ過することで、老化細胞・死活細胞、血液や麻酔液などの不純物を除去します。抽出した良質な脂肪のみを注入するため、炎症や脂肪壊死による異常石灰化・しこりのリスクが少ないです。
濃縮していない分、コンデンス豊胸と比べて定着率は10%ほど低くなってしまいますが、脂肪注入豊胸のなかでは比較的リーズナブルな価格で施術を受けられる点が魅力です。

ピュアグラフト豊胸

why?

脂肪注入豊胸は小さくなる?

考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・浮腫・痛み等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

脂肪注入豊胸では、手術直後はサイズ感に満足していても、時間が経過するにつれてサイズが小さくなったように感じることがあります。これは定着率の問題です。
脂肪注入豊胸では、入れた脂肪がすべて定着するわけではありません。個人差はありますが、コンデンス豊胸の定着率は約70%、ピュアグラフト豊胸の定着率は約60パーセントであると言われています。定着しなかった30〜40%の脂肪は流れてしまうため、注入直後と比較するとバストのサイズが小さくなったように感じる場合があるのです。


充分な説明を受けないまま手術をおこなってしまうと、術後にバストが小さくなったように感じたり、あまり変化していないように見えたりして後悔するケースもあります。
そのため、医師はお客様にしっかりと事前説明をおこなった上で、定着率を踏まえながら注入量を調整することが重要です。

ただし、一度定着した脂肪はヒアルロン酸のように吸収されることはありません。定着後は余程のことがない限りそのままのバストサイズを維持することができるのでご安心ください。
過度なダイエットや加齢によってバストが下垂したり小さくなったりすることはありますが、これは生まれつきのバストでも同じことです。注入した脂肪を長期間維持するためには、過度なダイエットをせず、なるべく体型を維持するように意識して生活しましょう。

maintenance?

脂肪注入豊胸はメンテナンスが必要?

脂肪注入豊胸はメンテナンスが必要かどうかを説明する看護師

脂肪注入豊胸では、術後の定期的なメンテナンスは不要です。自家組織を注入するため経年による劣化もなく、半永久的に効果が持続します。さらなるサイズアップを希望される方は別として、基本的に一度で完結できる点も魅力です。
前述したように、過度なダイエットや加齢によってバストが小さくなったり下垂したりすることはあります。しかし、重力の力で皮膚がたるんでいくのは人間として自然なことです。逆に言えば、年齢を重ねてもバストだけが浮いて見えたり不自然に変形したりすることはありません。生まれつきのバストと変わりなくケアをおこなえば、年齢相応に美しく保つことも可能です。

Retention rate

脂肪注入豊胸の定着率をアップさせる方法

脂肪注入豊胸の定着率における個人差は、もともとの体質にもよりますが、術後の過ごし方によっても大きく変わってきます。
手術直後、特に気をつけるべきポイントは以下の通りです。

  • できるだけ安静に過ごす
  • 過度なダイエットをしない
  • むやみに触らない
  • 喫煙は極力控える

それぞれ順番に解説していきます。

できるだけ安静に過ごす

ベッドで横になっている女性の足

術後からダウンタイムにかけては、締めつけの少ない衣類を着用し、できるだけ安静に過ごすことを心がけてください。また、バストに刺激を与えない、圧迫しないことも大切です。激しい運動をしてバストを揺らすことはもちろん、うつ伏せ寝・筋トレなども術後3ヶ月ほどは控えましょう。

過度なダイエットをしない

脂肪注入豊胸の手術後は、注入脂肪した脂肪細胞を生存させることが大切です。栄養不足や脱水が起きた体では脂肪が生き延びることができなくなってしまうため、ある程度のエネルギーを確保する必要があります。
脂肪が定着する手術後3ヵ月程度はダイエットをせず、できる範囲で健康的な食生活を心がけるようにしてください。

むやみに触らない

術後のバストにはむやみに触らないことも大切です。豊胸手術を受けるお客様のなかには、バストアップのためのマッサージが習慣になっている方も多くいらっしゃいますが、術後3ヶ月程度はマッサージをおこなわないようにしましょう。
注入直後にバストのマッサージをすると、せっかく入れた脂肪がきちんと組織に根づかなくなるだけでなく、しこりや脂肪壊死のリスクも高まります。

喫煙は極力控える

禁煙をしている女性

脂肪をしっかりと組織に定着させるためには、注入した脂肪全体に栄養・酸素が行き渡る環境が望ましいです。煙草にはニコチンが含まれているため、喫煙することで末梢神経や毛細血管を収縮させてしまいます。
そのため、脂肪が定着するまでの3ヶ月間は禁煙することを推奨しています。どうしても辞められない場合には、減煙するだけでも多少は効果的です。

others

その他の豊胸術

脂肪注入豊胸以外にもさまざまな豊胸術があります。どの豊胸術が特別優れているということはなく、「豊胸するにあたって何を重視するのか」によっても変わってきますので、自分に合う豊胸術が分からないという方は医師に相談してみましょう。
ここからは、当院でおこなっているその他の豊胸術について簡単にご紹介します。

ヒアルロン酸注入による豊胸

豊胸で使用するヒアルロン酸のイメージ

ヒアルロン酸注入による豊胸は、「お試し」感覚でバストをサイズアップしたい方におすすめです。切開不要の施術なので、ダウンタイムがほとんどない点が魅力になります。
デザインの幅も広いため、「脂肪注入豊胸をする前に自分のボディラインに合ったバストの大きさ・形を知りたい」という方にもおすすめです。ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に吸収されるため、持続期間は1〜2年ほどと短めになります。

ヒアルロン酸豊胸

モティバ エルゴノミクス2(シリコンバッグ豊胸)

モティバの豊胸バッグ

効果の即効性と安定性を重視するなら、シリコンバッグ挿入による豊胸がおすすめです。「シリコンは不自然になる」という先入観からどうしても避けられがちですが、最先端の高性能シリコンを使用すればほとんど違和感がありません。
当院では、柔軟性・耐久性・安全性に優れたモティバ・エルゴノミクス2と呼ばれるシリコンバッグを採用しています。本物のバストに近い質感のジェルが重力に合わせて動くため、見た目も触り心地も自然です。挿入直後から効果を実感でき、半永久的に持続します。

モティバ(Motiva)・エルゴノミクス2

ハイブリッド豊胸

考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・浮腫・痛み等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

ハイブリッド豊胸は、シリコンバッグと脂肪注入の両方をおこなう豊胸術のことです。シリコンバッグ挿入のみの豊胸術に比べて、より本来のバストに近い触り心地や見た目を手に入れることができます。
一度に2.5カップ以上のサイズアップも可能なので、大幅なバストアップと自然な仕上がりの両方を叶えたい方におすすめです。

この症例写真は235ccのモティバとコンデンスによる脂肪注入をしたハイブリッド豊胸の3か月後の状態です。胸に脂肪を注入する際にデザインしながら注入するので、自然なのにしっかりバストアップができています。

ハイブリット豊胸

Summary

バストに関するお悩みならeクリニック東京

今回は、脂肪注入豊胸によって形成したバストが小さくなるのかについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。脂肪注入豊胸では、入れた脂肪がそのまま定着するわけではありません。そのため、手術直後と完成形を比較すると、小さくなったように感じる場合があります。
ただし、一度定着した脂肪は半永久的に維持することが可能です。術後の過ごし方や生活習慣に注意し、少しでも高い定着率を目指しましょう。
eクリニック東京では、コンデンス豊胸やピュアグラフト豊胸などの脂肪注入豊胸をはじめ、ハイブリッド豊胸やシリコンバッグ豊胸などさまざまな豊胸術をご用意しております。どの豊胸術でも国内トップクラスの技術をご提供させていただきますので、バストに関するお悩みのある方は、ぜひ一度当院の無料カウンセリングを受けてみてください。

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