ピュアグラフト豊胸のダウンタイムは？期間や症状、術後の過ごし方を医師が徹底解説！

自分自身の体にもともとあった脂肪をバストに注入することから、安全性が高く定着率が良いことで知られる脂肪注入豊胸。脂肪注入による豊胸にはいくつか種類がありますが、その中で「ピュアグラフト豊胸」は、専用フィルターを使って不純物を取り除き良質な脂肪だけを注入するというものです。
非常に人気のある施術なので、気になっている、どのような施術なのか興味がある、という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、今人気のピュアグラフト豊胸のダウンタイムについてまとめてみました。ダウンタイム期間の長さや症状、過ごし方や注意事項まで詳しく解説しているので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。

ピュアグラフト豊胸

Down Time

ピュアグラフト豊胸ダウンタイム中の症状

ピュアグラフト豊胸のダウンタイム中の考えられる症状・副作用には以下のようなものがあります。
下記には、ごく稀に起こるものも含まれています。

• 腫れ
• 内出血
• 赤み
• 痛み
• 拘縮
• ひきつれ感
• だるさ
• 熱感
• 頭痛
• 痒み
• むくみ
• 知覚麻痺
• 発熱
• 色素沈着
• 感染症

ダウンタイムの症状は、脂肪注入部位、吸引部位それぞれに出てきます。内出血や腫れ、赤み、痛みなどは、通常術後1週間ほどでピークに達し、その後は時間の経過とともに症状が落ち着きます。注入後の1〜2週間は、むくみによってバストが膨らみすぎたように感じる可能性がありますが、2〜4週間ほどかけて馴染んでいきます。術後3〜12ヶ月の期間はしびれや注入部周辺の知覚麻痺が生じることがありますが、こちらも時間とともに回復します。


拘縮やひきつれはバストにできることもありますが、太ももや二の腕、ウエスト、腰といった吸引部分に比較的起こりやすい症状です。脂肪を吸引することでスペースができ、離れた組織同士が繋がろうとするために拘縮・ひきつれが起こります。テーピングやガードルなどを用いて圧迫固定することでリスクを軽減することができます。時間の経過とともに治っていくケースも多いです。
副作用として、皮膚が刺激を受けたことによる色素沈着が生じることもあります。一般的にはおよそ6〜12ヶ月かけて徐々に薄くなっていくため、問題ありません。
また、ごく稀に傷跡がケロイドのようになったり、凹んだりといった副作用が起きることも。傷跡が完全に落ち着くまでには半年〜1年ほど見ておいてください。

ダウンタイム期間

ピュアグラフト豊胸のダウンタイムはおよそ1ヶ月です。
副作用の症状が出る期間には個人差がありますが、1ヶ月が経過する頃にはほとんどの症状がおさまってくるでしょう。
脂肪がバストに完全に定着するまでには早くて半年、長ければ1年ほどかかります。日常生活に戻った後も、患部周辺には刺激を与えないように注意してください。

ダウンタイム中の過ごし方

手術の当日と翌日は念の為予定を入れず、自宅で安静に過ごすようにしてください。術後1ヶ月まではワイヤーなしのブラジャーやパット付きのキャミソールを着用します。ワイヤー入りのブラジャーは胸に注入した脂肪の定着率が悪くなり、形が崩れる原因になるので、術後３ヶ月は避ける事を推奨しています。また術後３ヶ月は筋トレで胸を圧迫するのは避けてください。
手術直後から3日目に二度目の来院をするまでの間、圧迫固定は外せません。吸引部位は動かしにくくなることを念頭に置いておきましょう。2～3ヶ月間は拘縮などのリスク軽減および引き締め効果のためガードルを着用することを推奨しています。
ダウンタイム中に特に気をつけるべき行動は以下のとおりです。

シャワー

シャワーは施術の翌日から可能ですが、脂肪吸引した部位（二の腕、ウエスト、太ももなど）はできるだけ濡らさないように注意します。また、強く擦るなど刺激を与える行動も避けます。

入浴

入浴は血行を促進してしまうのでしばらく避けましょう。腫れやむくみ、内出血が出ているうちは、症状が悪化する可能性があるため、シャワーだけで済ませるのが無難です。

運転

手術に際して麻酔を施すため、当日は車やバイクをご自身で運転して来院することは避けてください。来院はしないでください。また、術後3日間は運転を控えてください。

飲酒

入浴と同じく血行を促進することで副作用が長引く可能性があります。少なくとも1週間は飲酒を控えます。

喫煙

喫煙は血管を収縮させるといわれており、定着率をさげるため要注意です。

ピュアグラフト豊胸

Merit

ピュアグラフト豊胸のメリット

ここまでピュアグラフト豊胸のダウンタイムについて解説してきましたが、そもそもピュアグラフト豊胸にはどのような魅力があるのでしょうか。
ここからは、ピュアグラフト豊胸のメリットをいくつかご紹介します。

仕上がりが自然

脂肪吸引も同時にできる

効果が長期的に持続する

注入した脂肪がしっかり定着すれば、定期的なメンテナンスや再手術・再注入の必要もありません。一度の手術だけで長期的なバストアップを叶えたい方におすすめです。

価格が抑えられる

ピュアグラフト豊胸

Demeritto

ピュアグラフト豊胸のデメリット

実際に施術を検討する際には、メリットだけでなくデメリットについても知っておく必要があります。
ここからは、ピュアグラフト豊胸のデメリットについて解説します。

大幅なサイズアップは難しい

ピュアグラフト豊胸を含む脂肪注入による豊胸では、しこりや石灰化を避けるために、注入できる脂肪の上限が決まっています。そのため、一度の施術で3カップ以上の大幅なサイズアップは難しいです。お客様一人一人の皮膚の伸びなどをチェックしながら、安全に注入できる量を注入する必要があります。
ただし、2回、3回と注入することで少しずつサイズアップをしていくことは可能です。合計して3カップ以上サイズアップされる方も多くいらっしゃいます。一度に注入できる脂肪の量には個人差があるので、気になる方は一度カウンセリングで相談してみるといいでしょう。
一度の施術で一気に3カップ以上サイズアップしたいのであれば、シリコンバッグ豊胸やハイブリッド豊胸もおすすめです。

仕上がりに個人差が出る

しっかりと不純物を除去した良質な脂肪だけを注入するため定着率が約60％とされているピュアグラフト豊胸ですが、実際にどれほどの脂肪が定着してくれるかには個人差があります。70％以上定着する方もいれば、50％ほどしか定着しない方もいるというわけです。
そのため最終的な仕上がりを完全に予測することはできず、場合によっては物足りないと感じることもあるかもしれません。術後に物足りなさを感じた場合は、期間をあけて竿注入することもできます。

細身の方には向かない？

部分痩せとバストアップが同時に叶うというメリットがあるピュアグラフト豊胸ですが、逆に言えば脂肪吸引に抵抗がある方にはあまり向いていません。クリニックによっては、脂肪の量が足りないなどの理由で断られてしまうことも。そもそも痩せていることがコンプレックスであったり脂肪を取りたくなかったりといった方もいらっしゃるかと思います。そのような方は、脂肪吸引が必須でないヒアルロン酸豊胸やシリコンバッグ豊胸の方が向いているかもしれません。
eクリニックでは複数の部位や目立たない部位から脂肪を吸引するなどの工夫をすることで、細身の方でも施術を受けることができます。ピュアグラフト豊胸を検討している痩せ型の方は、自分の目指すバストに必要な量の脂肪が採取できるかどうか、クリニックや医師に相談してみるといいでしょう。

ピュアグラフト豊胸

Work

ピュアグラフト豊胸の仕事復帰はいつから？

ピュアグラフト豊胸は手術時間が約2時間半と比較的短いため、脂肪注入豊胸の中でも体への負担が少ないとされています。回復までの期間も短いケースが多いです。リモートワークや在宅勤務であれば、体調と相談しながら自己判断で復帰しても問題ありません。
出勤が必要な仕事や学校は念のため1週間程度仕事の調整をしておくと安心ですが、どうしても都合がつかないのであれば圧迫固定が外れる翌々日から出勤・通学することも可能な場合もありますが、仕事復帰のタイミングは事前のカウンセリングで必ず医師にご相談ください。術後、明らかに不調な場合やダウンタイムの症状が酷い場合などは無理をせず自宅で安静に過ごしてください。

ピュアグラフト豊胸

Summary

ピュアグラフト豊胸ならeクリニック東京

ピュアグラフト豊胸