豊胸用のインプラント「モティバ」にはどんな種類がある？

バストアップ効果の即効性と持続性が魅力のシリコンバッグ豊胸。シリコンバッグはさまざまなメーカーが開発・製造をおこなっていますが、その中でも特に人気があるのがEstablishment Labs（エスタブリッシュメント・ラボズ社）のモティバです。
国内でも知名度が高いモティバですが、名前を聞いたことがあっても、「具体的にどんな種類があるの？」「ほかのシリコンバッグにはない特徴は？」などと気になっている方は多いのではないでしょうか。
今回はそんな方のために、モティバの種類や特徴について解説していきます。
シリコンバッグ豊胸を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

モティバ（Motiva）・エルゴノミクス2

About

モティバって何？

モティバの最大の魅力は安全性と耐久性です。順番に見ていきましょう。
まずは耐久性についてですが、モティバは特殊な製造技術によってシェルとパッチを一体化し、バッグ全体の強度を高めることに成功しています。これまでのシリコンバッグでは破損などのリスクが高い点が問題視されていました。しかし、モティバのバッグは耐久性が非常に高いことから、破れたり壊れたりする可能性は極めて低いと言えるでしょう。

バッグが破損してしまうと内部のジェルが流れ出し、それが原因で炎症やしこりが発生してしまうケースも多いです。モティバは上述したように耐久性に優れているほか、ブルーシールという特殊な膜で覆われているため、万が一バッグが破損しても中のジェルが拡散しないような仕組みになっています。
モティバは従来のシリコンバッグ豊胸で問題視されていた耐久性と安全性を見事に克服した最先端のシリコンバッグなのです。破損や炎症のリスクを減らし、美しいバストをできるだけ長く維持したい方、自分の体型に合ったサイズのバストを目指したい方、一度の手術で3カップ以上のバストアップを目指したい方などにおすすめします。

モティバ（Motiva）・エルゴノミクス2

Types and choose

モティバの種類と選び方

ひとくちにモティバと言ってもその種類は一つではありません。耐久性と安全性に優れていることは共通していますが、質感や手触りなどは種類ごとにそれぞれ異なる特徴を持っています。
ここからはモティバの種類とその選び方について詳しくご紹介します。

柔らかさはジェルの種類で決まる

モティバの内部は100％ジェルで構成されています。そのため、バッグの質感や触り心地はジェルの種類によってまったく異なってきます。モティバに使われているジェルは以下の3タイプです。

• ProgressiveGel™
• ProgressiveGel PLUS™
• ProgressiveGel Ultima™

ここからは、それぞれのジェルの特徴について詳しく見ていきましょう。

ProgressiveGel™

凝集性・粘度が高く、柔軟性と弾力性の少ないこちらのジェルは、3つのタイプの中でもっとも「硬い」という特徴を持っています。成形性に優れており、一度作った形を長くキープすることが可能です。主に、加齢とともに貧相な印象になりやすいバスト上部にそう縫うしてボリュームを出すのに用いられます。
デメリットとしては、流動性がなく見た目や手触りの違和感が強い点が挙げられるでしょう。周囲にバスト整形がバレることを気にしない方で、なおかつできるだけ価格を抑えたモティバを検討しているのであれば問題ないですが、自然な仕上がりのバストを好む傾向にある日本人には、あまりおすすめできません。

ProgressiveGel PLUS™

粘度と柔軟性・弾力性のバランスが非常によく、プログレッシブジェルと比べて日本のクリニックでの取り扱いも多いのがプログレッシブジェルプラス。日本人の好みに近いナチュラルな仕上がりのバストを目指すことが可能です。
このあとにご紹介するプログレッシブジェルウルティマと比べると、シリコン特有の質感や手触りはやや残っている印象ですが、相場価格が10～20万円ほど安くなっています。そのため、総合的に判断してこちらのタイプを選択する方も多いです。

ProgressiveGel Ultima™

3つのタイプの中でもっとも本物のバストに近いジェルです。粘度が非常に低く柔軟性があり、脂肪のような触り心地であることから、自然な仕上がりを好む日本人に向けて作られたとも言われています。流動性が高く、姿勢の変化に合わせてよく動くのが特徴です。
ほかの2タイプに比べると価格が高いですが、バスト整形がバレたくない方はこのタイプを選んでおくとまず間違いないでしょう。

サイズ展開は約350種類

モティバのサイズ展開は約350種類です。高さ・横幅・カーブなどをオーダーメイド感覚で選択することが可能で、体型に合った無理のない大きさの理想的なバストを目指すことができます。
モティバの高さはMINI（ミニ）、DEMI（デミ）、FULL（フル）、CORCE（コース）の4種類です。純粋なサイズの大きさ寄りの自然なバストアップを好む傾向にある方の場合、ミニやデミといった控えめな高さの方が人気があります。
横幅とはシリコンバッグの底の直径のこと。8.5～15cmまであり、5mm単位で選択することが可能です。横幅が大きすぎるとグラマラスな印象になりやすいので、医師と相談しながら選びましょう。
カーブはバストの形に関わる重要な部分です。自分の理想イメージに近い形を選ぶことで、より満足のいく仕上がりに近づけることができます。

モティバ（Motiva）・エルゴノミクス2

size

サイズの決め方は？

サイズやジェルのタイプを自由に選べる点はメリットではありますが、一方できちんと選べるか不安だと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
基本的には、完全に自分の判断でサイズを選ぶのではなく、クリニックで医師と相談しながら決定することになります。なりたいバストのイメージを的確に伝え、医師の専門的な目線からの意見にもしっかりと耳を傾けることが大切です。

自分の理想イメージに近いかどうか

バストの形は千差万別です。大きいバストと言っても高さ・横幅・カーブなどそれぞれ微妙な違いがあります。症例写真などを見ながら、自分がどのようなバストを目指したいのか、理想のイメージを明確にしておきましょう。口頭で伝えるのが難しいと感じる場合は、理想に近い形の写真や画像を用意しておくと医師とのカウンセリングがスムーズです。

自分の体型に合っているかどうか

モティバでは一度の手術で3カップ以上のバストアップを目指すことも可能ですが、あまりにも自分の体型に合わないサイズのバストを選択してしまうと、不自然な仕上がりになってしまうこともあります。
もともと持っているバストの形やサイズなど、体型に合った無理のないサイズのバッグを選ぶことが大切です。特に痩せ型の場合、シリコンの質感・触り心地が気になってしまったり、ハリが目立ちすぎてしまったりすることもあります。
一人一人きちんとバストサイズを計測し、その上で医師がおすすめのサイズを提示してくれるというクリニックがほとんどなので、自分の体型に合っているサイズを見極められる自信がない方も安心してくださいね。

モティバ（Motiva）・エルゴノミクス2

handling

eクリニックで取り扱っている「モティバエルゴノミクス2」

eクリニックで取り扱っているモティバは、モティバエルゴノミクス2と呼ばれるモデルです。内部は100%プログレッシブジェルウルティマで構成されています。
ここからは、モティバエルゴノミクス2の魅力についてご紹介します。

本物のバストと比べても遜色ない柔らかさ

モティバエルゴノミクス2はいくつかの優れた特徴を持っていますが、その中でも特筆すべきは「柔らかさ」です。その柔らかさの秘密は内部を構成するプログレッシブジェルウルティマにあります。前述した通り、3つのタイプのジェルの中でもっとも粘度が低く柔軟性・流動性・弾力性に優れているのが特徴。重力に従って動くので、仰向けで寝たときにも本物と同じように自然に変形します。
また、手で触れたときの質感や触り心地も本物のバストにより近いため、手触りでバスト整形に気づかれる心配も少ないです。
絶対にバストの整形に気づかれたくないという方は、モティバエルゴノミクス2を挿入した上から覆うように本物の脂肪を注入する「ハイブリッド豊胸」も検討してみてくださいね。

従来のモティバから耐久性・安全性がさらに向上

モティバ（Motiva）・エルゴノミクス2

Summary

バストに関するお悩みはeクリニック東京院へ

モティバ（Motiva）・エルゴノミクス2