モティバはどのくらい持つ?寿命と安全性について医師が徹底解説!

モティバを入れた人のイメージ
モティバの品質をチェックしている研究者

「シリコンバッグに寿命ってあるの?」
「シリコンバッグは定期的な入れ替えが必要?」
このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
シリコンはもともと人体にあるものではないため、劣化したり入れ替えたりする必要があるのでは?と考える方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、シリコンバッグの中でも特に人気のあるモティバの寿命や安全性について、詳しく解説していきます。モティバの中でも特に耐久性に優れたモティバエルゴノミクス2についてもご紹介しているので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。

モティバ(Motiva)・エルゴノミクス2

About

モティバとは

モティバの製品画像

モティバは、アメリカのFDA(米国食品医薬品局)の認可を受けているシリコンバッグです。製造拠点はコスタリカにあります。
これまでのシリコンバッグは、購入後に体内で破損したり破裂したりする可能性があり、安全性や耐久性の面がデメリットとされていました。破損や破裂により内部に詰まったジェルが拡散されてしまうと、炎症反応やアレルギー反応といったトラブルにも繋がりかねません。そのため、破損したバッグは除去する必要があり、「せっかく入れたのに取り出して無駄になった」というケースも多く見られました。

モティバのシリコンバッグは、「トゥルーモノブロック」という独自の製法で外膜と本体が一体化しているのが特徴です。そのため高い耐久性を誇り、日常的な刺激によってバッグが破損してしまう心配はほとんどありません。また、万が一破損しても内部のジェルが流れ出してしまわないように、パッチ全体を特殊な膜「ブルーシール」で覆っています。このように、モティバはこれまで懸念されていた安全性と耐久性の問題をカバーした優秀なシリコンバッグなのです。

モティバ(Motiva)・エルゴノミクス2

life span

モティバの寿命はどのくらい?

モティバのカウンセリングの様子

耐久性や安全性が低いシリコンバッグの場合、劣化しやすかったりやむを得ず除去をする必要が出てきたりといったケースが多いです。
アメリカのFDAではシリコンバッグの寿命は約10年と設定されていると聞いたことがありますが、安全性・耐久性どちらを取っても優れているモティバなら、シリコンバッグ全体の平均よりも長く美しい形状を維持することができるでしょう。ヒアルロン酸や脂肪と違って体内に吸収されることがないため、挿入前から完成形の形が予想しやすく、効果も長く持続します。

ただし、アレルギー反応や炎症反応が出るかどうかといった目線で見てみると、やはり個人差があると言わざるを得ません。異常反応が出る=バッグを異物として排除しようとする働きが強まるため、シリコンバッグを覆う皮膜がどんどん厚みを増していきます。この現象をカプセル拘縮と呼びますが、カプセル拘縮を引き起こしてしまった場合、シリコンバッグを入れたままにしておくことは望ましくありません。万が一アレルギー症状や異常反応が出た場合、通常よりもはやく取り出す必要があります。
後ほど詳しくご紹介するモティバエルゴノミクス2の場合、表面になめらかなコーティングを施すことでカプセル拘縮のリスクを大幅に軽減しています。不安な方はエルゴノミクス2を検討してみると良いでしょう。

また医師の技術力に問題があった場合にもリップリングなどのトラブルが起こりやすく、結果として除去が必要になる可能性があります。リップリングとは、バストにしわが寄ったり表面が波打ったり押すとペコペコ凹んでしまったりすることです。
モティバを含むシリコンバッグ豊胸では、できるだけアフターフォローの充実したクリニックを選び、名医と呼ばれる技量のある医師に手術を任せることが大切になります。

モティバ(Motiva)・エルゴノミクス2

What happens now

シリコンバッグが寿命を迎えたらどうなる?

劣化して寿命を迎えたシリコンバッグを除去せず入れたままにしておくことで、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。
具体的には以下のような例が挙げられます。

  • 感染症の症状が出る
  • カプセル拘縮が進む
  • 石灰化する
  • 炎症により腫れや内出血が出る
  • シリコンバッグが変形する

バストの違和感に気づいた場合にはすぐにクリニックを受診し、シリコンバッグの状態が悪いようならすみやかに除去してください。
一度入れたシリコンバッグを取り出すことでボリュームダウンしてしまう可能性もありますが、シリコンバッグの再挿入や脂肪注入などで対処することが可能です。
従来のシリコンバッグと違い、モティバの場合は、耐久性が優れており、ジェルが漏れる事も基本的に考えずらい為、寿命に関してはそれほど気にしなくてもよいと思います。

一昔前のシリコンバッグの場合、寿命で劣化などが考えられるため、その場合はモティバに入れ替えをすることも一つの有意義な方法です。

モティバ(Motiva)・エルゴノミクス2

breast cancer test

シリコンバッグ豊胸をしても乳がん検査は受けられる?

乳がん検査をしているところ

結論から述べると、モティバを含むシリコンバッグで豊胸をしても乳がん検査や健康診断を受けることは可能です。病院によっては断られることも稀にありますが、基本的には問題ないですので安心してくださいね。
マンモグラフィーでバストを撮影する際にバストを金属製の板で挟む必要があり、その際に破損・破裂することを懸念する方は多いのではないでしょうか。しかしモティバは強い刺激にも耐えうる強度の高さが特徴なので、検査の際に破損する可能性は極めて低いと言えます
また、病院の検査でバスト整形がバレてしまうという話しはよく聞きますが、事実です。レントゲン(X線)撮影のみであればぼんやりと白い影が映る程度ですが、より精密なCTやMRIなどの検査を受ける場合、シリコンバッグの形がはっきりと分かってしまいます。
しかし、そもそもシリコンバッグ豊胸をした方が乳がんなどの検査を受けるときには、誤診を防ぐために自己申告をする必要があります。そのため、検査を受ける病院には必ずバスト整形がバレると思っておいてください。
会社経由での健康診断を受ける場合、病院だけでなく担当者にも申告しなければならないケースがあります。バレたくないなら個人で病院を予約して検査を申し込むようにしましょう。

モティバ(Motiva)・エルゴノミクス2

long lasting

長持ちさせたいならモティバエルゴノミクス2

モティバの商品説明の図解

当院でも採用している最新モデル、モティバエルゴノミクス2は以下のような方におすすめです。

  • ほかの豊胸術でバストアップ効果の物足りなさを感じた方
  • ナチュラルな仕上がりのバストをご希望の方
  • シリコンバッグの耐久性や強度に不安を感じている方
  • 安全性の高いシリコンバッグを挿入したい方
  • カプセル拘縮やリップリングのリスクを抑えたい方
  • 一度の手術で3カップ以上のバストアップを目指したい方

ここからは、モティバエルゴノミクス2の魅力についてさらに詳しく見ていきましょう。

従来のモティバから耐久性がさらに強化

冒頭でも述べましたが、モティバ自体非常に優れた耐久性を誇るシリコンバッグです。モティバエルゴノミクス2は、そこからさらに強度や耐久性が高められています。
日常的に想定される刺激だけでなく、絞ったりぶつけたり引っ張ったりといった強い刺激にも耐えることができるのです。破裂や破損のリスクはほとんどないと言っていいでしょう。
モティバの製造に用いられる独自技術「トゥルーモノブロック製法」は「トゥルーモノブロックプラス製法」へ、パッチを覆う特殊な膜「ブルーシール」は「ブルーシールプラス」へと改良。伸張性や適応力が向上し、人体により馴染みやすいシリコンバッグへと進化を遂げています。

カプセル拘縮・リップリングのリスクが少なく安全性◎

従来のシリコンバッグの表面は、ツルツルした質感やザラザラとした質感のものが多く見られました。モティバエルゴノミクス2の表面には「シルクサーフェス」と呼ばれるシルクのようになめらかな加工が施されているのが特徴。それにより、人体に異物だと認識されにくく、カプセル拘縮やリップリンクのリスクを最小限に抑えることができています。
カプセル拘縮による除去のリスクも少ないため、結果としてシリコンバッグの効果を長く持続させることが可能です。

本物のバストと遜色ない柔らかさ

柔らかい胸の女性

モティバのジェルには3つの種類がありますが、エルゴノミクス2の場合内部は100%プログレッシブジェルウルティマで構成されています。3タイプの中ではもっとも柔らかさのあるジェルです。
粘度が非常に低く柔軟性・弾力性があり、本物の脂肪のような触り心地であることから、ナチュラルな仕上がりを好む日本人に向けに作られたジェルであるとも言われています。
また、3タイプのジェルの中で唯一流動性がある点も特徴。重力に従って動くので、寝たり起き上がったりといった日常的な動作に合わせて自然に変形します。

サイズ展開は約350種類

モティバのMINIとDEMIとFULLとCORCEの図解

モティバは約350種類のサイズ展開があります(当院で取り扱いのないサイズもあります)。高さ・横幅・弧の長さなどすべてオーダーメイド感覚で指定することができるため、ご自身の体型にぴったり合うシリコンバッグが見つかります。
高さはMINI(ミニ)、DEMI(デミ)、FULL(フル)、CORCE(コース)の4種類から、横幅(シリコンバッグの底の直径)は8.5~15cmの範囲から5mm単位で選ぶことが可能です。日本人はサイズの大きさよりも自然な仕上がりを重視する傾向にあるので、医師と相談しながら無理のないサイズを選ぶことをおすすめします。
また、弧の長さとはバストのカーブ、形のことです。ミニ、デミ、フル、コースのそれぞれで40%か45%を選択することができます。仕上がりの自然さに関わってくる部分なので、こちらも医師と理想イメージの共有をした上で慎重に決めましょう。

Summary

モティバのバッグ豊胸ならeクリニック東京

今回は、シリコンバッグ豊胸の定番であるモティバの寿命について詳しくご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。モティバは耐久性・安全性に優れたリスクの少ないインプラントになります。そのため、従来のシリコンバッグと比較しても寿命が長く、劣化しにくいと言えるでしょう。美しいバストをできるだけ長く持続させたい方におすすめです。
eクリニック東京では、モティバエルゴノミクス2を採用しています。もともと耐久性があるモティバの中でも極めて優れた強度を誇り、強い刺激にも耐えることが可能です。
ほかにもeクリニックでは、脂肪注入豊胸やハイブリッド豊胸、ヒアルロン酸注入による豊胸などをおこなっております。どの豊胸術でも国内トップクラスの仕上がりをお約束しますので、バストに関するコンプレックスにお悩みの方はぜひ一度無料カウンセリングを受けてみてくださいね。

モティバ(Motiva)・エルゴノミクス2

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