脂肪注入豊胸のデメリットは?医師が解説!

豊胸手術でバストアップした女性の胸のイメージ
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・浮腫・痛み等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

柔らかく自然なバストを手に入れられると話題の脂肪注入豊胸。効果は半永久的で、定期的なメンテナンスも必要ありません。非常に魅力的な豊胸術であるだけに、「デメリットがあるのか知っておきたい」と考えている方も多いかと思います。
自分の体の一部から取った脂肪を注入するので、リスクや副作用が少ないと言われていますが、本当のところはどうなのでしょうか。
そこで今回は、脂肪注入豊胸のデメリットについて詳しくご紹介します。デメリットを回避する方法についてもまとめていますので、コンデンス豊胸やピュアグラフト豊胸を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

コンデンス豊胸

ピュアグラフト豊胸

demerit

脂肪注入豊胸のデメリット

脂肪注入のデメリットを説明する看護師

より定着率の高い豊胸術をご希望の方は「コンデンス豊胸」、低価格・低負担の豊胸術をご希望の方は「ピュアグラフト豊胸」が適しています。それぞれのメリットとデメリットを考えながら、お客様ご自身にあった施術を選択していくことが重要です。
続いては、上述した「コンデンス豊胸」と「ピュアグラフト豊胸」に共通するデメリットについて詳しく見ていきましょう。

脂肪吸引部位のダウンタイムが長い場合がある

脂肪注入豊胸術では、脂肪吸引を避けることはできません。吸引した脂肪と皮膚との隙間を埋めるため、約1週間は圧迫固定を施す必要があります。術後2週間は、バスト全体に加えて吸引部位にも腫れ・痛み・内出血・むくみなどの症状が現れます。個人差はありますが、日常生活に復帰するのに約5日~1週間かかる可能性もあるので注意してください。いずれの症状も約1~2週間かけて徐々に落ち着いていきます。

脂肪吸引単体の副作用としては、皮膚の表面に凹凸ができる「拘縮(こうしゅく)」というものがあります。脂肪がなくなった部分の組織が回復する際に現れる症状で、正常な反応です。痛みや内出血などが引いたあと、だいたい2週間~3ヶ月程度で消失します。

一度の手術で大幅なバストアップは難しい

コンデンス豊胸を受けた女性の術前と4か月後の症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・浮腫・痛み等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

脂肪注入豊胸では、一度に注入できる脂肪の量に制限があります。また、注入したすべての脂肪が定着するわけではないため、一度の手術では2サイズほどのバストアップが限界です。無理に大量の脂肪を注入したとしても、しこりや石灰化のリスクが高まるほか、ムラができて不自然な形になってしまう可能性があります。そのため医師側にも、お客様一人一人の皮膚の伸びなどを見ながら安全に注入できる量を見極める技術が求められます。
ただし、一定期間あけて2回、3回と手術を重ねることで、合計して3カップ以上のバストアップを目指すことは可能です。自然な形や触り心地をキープしたまま大幅なバストアップを叶えたい方は、必ず数回に分けて手術をおこなうようにしましょう。

仕上がりには個人差が出る

不純物や不要な細胞を除去する「コンデンス豊胸」や「ピュアグラフト豊胸」は比較的定着率が高いとされていますが、実際に定着する脂肪には個人差があります。生活習慣や体質によって、70%以上定着する方もいれば、50%ほどしか定着しない方がいても不思議ではありません。
そのため、手術前から最終的な仕上がりを事前に予測することは難しく、場合によっては術後に物足りなさを感じることもあるかもしれません。その場合は、期間をあけて再注入することもできます。

脂肪吸引をしたくない人には向かない

脂肪注入豊胸では脂肪吸引を受ける必要があります。どの程度の体型まで脂肪吸引を引き受けてくれるかは医師の技術などによって異なりますが、そもそも痩せていること自体がコンプレックスの方や、脂肪を取りたい部位がない方もいらっしゃるかと思います。脂肪を取らずに胸だけを大きくしたい方は、シリコンバッグ豊胸やヒアルロン酸による豊胸の方が向いているかもしれません。
eクリニック東京では、複数の部位や目立たない部位から脂肪を吸引するなど、お客様のご希望に併せて工夫しながら脂肪吸引をおこなっております。BMI16程度の方でも施術可能ですので、痩せ型で脂肪が足りるかどうか不安に感じている方もお気軽にご相談ください。

Avoidance

脂肪注入豊胸のデメリットは回避できる!

ここまで脂肪注入豊胸のデメリットについて解説しました。大きなデメリットは「バストだけでなく脂肪吸引した部位にもダウンタイムが発生すること」、「仕上がりに個人差があること」だと言えるでしょう。
ここからは、脂肪注入豊胸のデメリットを回避・軽減する方法について、いくつかご紹介します。

エクソソーム点滴をおこなう

考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・浮腫・痛み等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

今注目されているエクソソーム点滴を併用することで、内出血などのダウンタイムを軽減することができます。また、エクソソームには新しい血管を作る働きがあるため、注入した脂肪が定着しやすくなる点もメリットです。
当院では、手術時に併用する場合はよりお得にエクソソーム点滴を受けることができます。

アキーセル脂肪吸引を選択する

考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・浮腫・痛み等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

アキーセル脂肪吸引とは、「高周期振動技術」を用いた次世代型の脂肪吸引です。より丁寧に脂肪細胞を吸引していくため、皮下の組織や血管のダメージを抑え、体への負担を極限まで少なくすることができます。
eクリニック東京では、脂肪吸引時にはアキーセルを使用しております。内出血・むくみ・痛みなど、脂肪注吸引部位に発生するダウンタイムの症状に不安がある方でも、ジュライの脂肪吸引と比較してより安全に施術を受けていただくことが可能です。

過度なダイエットをしない

脂肪の定着に時間がかかったり上手く定着しなかったりするため、手術後すぐに過度なダイエットをすることはあまりおすすめしません。
無理して体重を増やす必要はありませんが、目安として術後3ヶ月まではバランスの取れた食事を心がけましょう。

術後は胸を圧迫しない・揺らさない

仕上がりの美しさには、術後の過ごし方にも大きく影響してきます。術後は無理なダイエットをしないだけでなく、胸を圧迫したり揺らしたりしないように気をつけましょう。
胸を圧迫する行動としては、筋トレ・うつ伏せ寝・ワイヤー入り下着の着用などが挙げられます。術後しばらくはバストが揺れるような激しい運動やマッサージも控えてください。

ABOUT

そもそも脂肪注入豊胸とは

考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・浮腫・痛み等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

脂肪注入豊胸は、文字通り自分の体の一部から採取した脂肪を注入してバストを形成する豊胸術になります。ご存知の通り、天然のバストは脂肪でできています。そのため、脂肪注入による豊胸の場合、見た目や触り心地の違和感はほとんどなく、ナチュラルな仕上がりを目指すことが可能です。
採取した脂肪細胞のなかには、老化細胞や死活細胞、血液や麻酔液などの不純物が混ざっていますが、これをそのままバストに注入すると、炎症や脂肪壊死によってしこりになったり石灰化するリスクが高いとされています。最近では、採取した脂肪を何らかの方法で加工してから注入するのが一般的になってきました。脂肪注入豊胸にはさまざまな種類がありますが、この「脂肪の加工方法」がそれぞれ異なります。
以下、eクリニックでおこなっている「コンデンス豊胸」と「ピュアグラフト豊胸」について詳しく見ていきましょう。

コンデンス豊胸

コンデンス豊胸の症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・浮腫・痛み等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

カニューレと呼ばれる器具で吸引した脂肪から麻酔液を取り除き、専用の遠心分離機にかけて濃縮します。死活細胞や老化細胞を分離し、良質な脂肪のみをバストに注入しますので、しこり・脂肪壊死・石灰化などのリスクが大幅に抑えられるのが魅力です。不純物がほとんど含まれないため、定着率は約70%と高めになります。

コンデンス豊胸

ピュアグラフト豊胸

ピュアグラフトの症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・浮腫・痛み等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

カニューレで吸引した脂肪を専用フィルターでろ過して老化細胞などの不純物を取り除き、良質な脂肪のみを注入する豊胸術です。コンデンス豊胸と同じくしこりや石灰化のリスクは非常に低くなっています。コンデンス豊胸と比べて定着率は10%ほど低いですが、ややリーズナブルな価格で施術を受けることができる点が魅力です。

ピュアグラフト豊胸

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脂肪注入豊胸が向いているのはこんな人!

ここまでの内容をまとめると、脂肪注入豊胸は以下のような方におすすめできる豊胸術です。

  • バストアップと部分痩せを同時に叶えたい方
  • 触り心地や動きの自然さを重視したい方
  • 上質なバストを手に入れたい方
  • 半永久的な効果を求める方

脂肪注入豊胸以外にも、ハイブリッド豊胸やヒアルロン酸豊胸などさまざまな種類があり、お客様が何を優先されるかによって向き・不向きも異なります。「バストアップしたいけれど自分に合うものが分からない」と悩んでいる方は、無料カウンセリングを活用して医師に相談してみましょう。

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乳がん検診は受けられる?

豊胸したら乳がん検診が受けられないと思われがちですが、脂肪注入豊胸の場合、一定期間を過ぎれば検診を受けることができます。ただし、誤診を防ぐためにも必ず「豊胸をしている」と医師に申告するようにしてください。乳がん検診を受ける場合は、必ず乳がん検診を受ける医療機関にご相談ください。

Summary

脂肪注入豊胸ならeクリニック東京

今回は脂肪注入豊胸のデメリットについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。脂肪注入豊胸をするためには脂肪吸引を受けなければならないため、バストに加えて脂肪吸引した部位にもダウンタイムが出てくることを理解しておきましょう。
国内トップクラスの豊胸技術を誇るeクリニック東京では、BMI16ほどの痩せ型の方でも施術を受けることができます。少ないダウンタイムで自然な仕上がりのバストを手に入れたい方は、お気軽にご相談ください。

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